ギックリ腰レスキュー・・・碧南市30代りえさんの場合

前回編のりえさんのお宅に出張をした時の事です

お子さんは生後11カ月の男の子で、つかまり立ちをしたりしますが
抱っこすることも多いので、気をつけないと片側のみで抱く
(抱いて利き手側の片手のみで、作業してしまうので)
ついつい片側の腰や肩に負担がかかり、毎日体操をして歪みを
とってから寝ないと歪んだままのからだの不均衡の積み重ねが
いつしか、痛みを生じさせます

なおかつ、添い寝をしながらそのまま眠ってしまう事もしばしば
とのこと!!!

今回は、りえさんも仰向けにもうつ伏せにもなる事ができない
状態で、治療にはいりました

まずはできる姿勢は四つ這のなので、つま先を立てて
下腹部をできるだけ下につきだしてもらい
痛い部分を軽擦法で優しく立て横に擦りました

最初はなかなか、お腹を床側に出すことができにくかったのですが
2〜3分してきたら段々つきだせるようになりました

それに伴い、背中の生理湾曲も少しずつできてきました
湾曲ができるようになると、痛みがだんだん軽くなってきました

それから、外側に開いていた肩甲骨を寄せてもらように手をついて
もらい、首も下に下げて力を抜いてもらいます

もしこの時腕が疲れてしまうようなら、肘を曲げて床につけて
も同じような効果があるので、臨機応変にして下さい

ここまで5分で、腰の激痛が半減して、側臥位の姿勢が取れるようになりました

四つ這の姿勢は別名:人間の原位の姿勢と呼ばれて
人間が直立歩行をするようになってからの、腰の悩みを
その場でレスキューしてくれる、優れものの体操姿勢ですので
試してくださいね^^