阿久比町男性50代の症状  四十肩・五十肩・首肩周辺の痛み


 肩は、人間の骨格、筋肉の中で一番使われていない部分だと言われてます。
 肩を動かすと言えば、ドアを開ける、パソコンのキィーを打つくらいで脇の下から腿あたりまでの狭い範囲なので、肩の本来の機能の半分も使われていません。
 そのため、その動きの範囲を超えて動かすと、今まで動かしてこなかった「つけ」が廻って、痛みを感じます。最近は特に肩を動かす範囲が狭まっています。
 パソコンに向かっている時など、頭は前に傾斜し、背中は丸まり、ほとんど肩を動かしていません。こういう状態が何年も続けると最後には全く使われない筋肉が出来て、更に肩を動かす範囲が狭まります。このため、肩を動かす筋肉が動かなくなり、少し無理すると肩が痛むのです。
 肩が痛む(凝る)と言うことは、肩の位置が本来あるべき場所からずれていることからおきます。なぜずれたかというと筋肉が動かしたからです。
 肩の痛みを取ると同時にそれを予防するためには、肩の機能をもう一度取り戻すことに有ります。 肩は、股関節、膝、足首と一緒に全体重を支えています。つまり、腰が後ろにずれたら肩は前に出てバランスを取ると言うことです。
 肩の痛みを取るということは、体全体のバランスを整えるということです。