知多郡武豊町80代女性の症例  右股関節痛の処置


 先週月曜日に80歳になる老女が畑仕事中に転んでから右のでん部からそけい部が痛み、歩行も出来ないくらい激痛が走るということで、来院されました。

 姿見検査の結果、右股関節の前方転移、骨盤の左側の下方転移に若干のねじれがありました。

 立っていると痛みがあるので、仰向けで膝立捻転回復法により仙骨部から右臀部、鼠経部を中心に緩め、骨盤と股関節を正しい位置にもどしました。
 また、合わせて全身のひずみも矯正し、痛みを取りましたが、翌日夕方にはまた痛むと言うことで急遽来院され、同様の施術を行いました。
 この時にどのような生活パターンか確認したところ、朝夕、仏壇の前に正座し、1時間弱のお勤めなど、正坐主体の生活であり、生理湾曲を崩す、身体にとっては良くない生活習慣が存在していました
 このため、自宅では正坐は最小限にしてもらい、膝、股関節に負担のかからない座椅子を使って頂くとともに、足組法と四つ這によるストレッチを指導しました。
 

本日で1週間4回の施術で痛みはあるもののかなり楽になったとの事で、日常の生活にはほぼ支障がなくなり喜んでみえました!
 何分、年齢的に筋力が弱いため、一度痛めると回復に時間がかかりますが、それでも回復に導けるこの整体法の素晴らしさは、毎回が感動的です


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